胡錦涛主席、ハーパー・カナダ首相と会見
2008/07/09

 

 胡錦涛国家主席は9日、北海道の洞爺湖で、カナダのハーパー首相と会見した。

 胡主席は、ブン川(ブン=さんずい+文)大地震が発生してから、ハーパー首相が2回も見舞いの電報を打ち、カナダ政府と各界が被災地に積極的に援助を提供してくれたことに感謝した。

 また次のように述べた。国交を樹立してから、中国とカナダの関係は総じて順調に発展しており、両国の各分野の交流と協力は重要な成果を収めている。中国とカナダの経済発展水準、社会制度、文化背景は異なっている。そのため、一部の問題について意見の食い違いが生まれることは避けられない。双方は主権と領土保全の相互尊重、相互内政不干渉、平等互恵の原則を順守し、戦略的見地と長期的視野に立って両国関係をとらえ、戦略的パートナーシップという大方向をしっかりと把握し、協力を拡大する潜在力を掘り起こし、相手側の関心事に配慮し、敏感な問題や意見の食い違いを適切に処理し、両国関係を健全かつ安定的に発展させるべきだ。

 また次のように指摘した。中国とカナダは政治的な相互信頼を強化することを踏まえて両国関係を深め、両国の経済が相互補完性を備えている優位性と両国企業の強い意欲を生かし、経済貿易協力を拡大し、人的交流と文化交流を促し、重大な国際・地域問題についての意思の疎通を強め、両国に実益をもたらすべきだ。

 ハーパー首相は、両国関係の発展に関する主席の見解に賛同し、次のように述べた。カナダは対中関係を高度に重視しており、相互尊重を踏まえて幅広い対話を進めていきたい。両国が環境保護・衛生・投資・科学技術・観光分野などの協力を強化し、既存の成果を踏まえて、より大きな成果を目指すことを望んでいる。

 胡主席はカナダのアスリートと国民が北京五輪に参加、出席することを歓迎し、カナダのアスリートが北京五輪で好成績を収めることを願っている。ハーバー首相は北京オリンピックの円満な成功を祈っている。

 会見には令計画中国共産党中央書記処書記・中央弁公庁主任、王滬寧中国共産党中央書記処書記・中央政策研究室主任、戴秉国国務委員が同席した。

 (洞爺湖7月9日発新華社)