胡錦涛主席、青島の五輪セーリング競技会場を視察
2008/07/21

 

 中国共産党総書記・国家主席・中央軍事委主席の胡錦涛氏は20日、山東省青島市を訪れ、北京五輪セーリング競技会場の準備状況を視察し、また地元企業を見学し、生産経営状況を調査した。

 胡錦涛氏は随行の劉淇・党中央政治局委員・北京市党委書記・北京五輪組織委主席と共に、山東省の姜異康党委書記、姜大明省長らの案内で、雨の中、セーリング競技海域を訪れ、一時大量発生したアオサの除去対策本部で除去状況を視察した。

 先月中旬から青島付近の海域にアオサが大量に漂着し、一時、セーリング選手の海上練習に影響が出た。胡錦涛総書記は除去作業を急ぐよう何度も指示を出した。山東省と青島市の広範な幹部と大衆は積極的に行動し、解放軍の山東駐屯部隊が主力軍としての役割を果たし、除去作業で決定的勝利を収めた。

 競技が行われる海域のアオサが基本的に除去され、水質基準が競技実施の条件をクリアしており、胡錦涛総書記は非常に喜んだ。今後も努力を続け、アオサに対する監視とアオサを囲うフェンスを強化し、良好な海域環境を維持し、競技の順調な実施を確かなものにするよう激励した。

 20余りの国と地域のセーリング・チームが青島で練習しており、胡錦涛総書記は米国、ドイツ・チームの選手らと握手し、練習状況を見学した。

 胡錦涛総書記は中国経済が年初から安定した速い発展を続けているが、新たな状況と問題にぶつかり、経済面の困難と挑戦(試練)が増大していることに非常に心配しており、同日午後、家電最大手の海爾(ハイアール)集団、ローソクや入浴用品、家庭用品を生産し、50カ国・地域に輸出している青島金王集団を見学した。

 両企業を見学した中で、胡錦涛総書記は特に次のように強調した。現在、世界の経済成長が全体的に減速し、不確定要素が増えており、わが国の経済発展へのマイナスの影響は避け難い。圧力を原動力に変え、試練をチャンスに変え、経済発展パターンの転換を急ぎ、自主革新(イノベーション)によって製品の市場競争力と企業の国際競争力を高め、企業の経営管理を改善して生産性を高め、生産コストを下げ、企業の好調な生産経営を維持しなければならない。各級党委と政府は企業、特に中小企業の発展に対する政策支援、後押しを強化し、企業が生産経営上の困難を解決するのを助け、経済の(質と効率が)良好で速い発展という目標の達成に努力しなければならない。

 視察には令計劃党中央書記処書記・中央弁公庁主任、王滬寧同書記・中央政策研究室主任が同行した。

 (青島7月20日発新華社)