中国医療防疫救護隊がハイチへ出発 一行40人

    中国人民解放軍の医療看護要員と管理要員からなる中国医療防疫救護隊が24日午後6時、軍がチャーターした東方航空機で北京を出発し、ハイチでの人道救援任務に向かった。

    医療防疫救護隊は一行40人で、中国政府が国連人道問題調整事務所(OCHA)の要請に基づき、解放軍総部機関、南京軍区総病院、軍事医学科学院、解放軍第2軍医大学、第302病院から選抜した。大多数は壮青年の技術中核で、90%は一つの外国語をマスターし、70%は国際平和維持活動に参加し、また四川ブン(さんずい+文)川大地震の救援活動に参加した経験がある。医療防疫救護隊は手術、救急治療、診療、検査、消毒、生活保障などの装備と必要な医薬品を備えている。被災地では応急医学救援、巡回診療、衛生防疫などの活動を行い、また状況に応じて地元医療機関の治療や医療機関の機能回復に協力し、支援する。

    出発式で国防省外事弁公室の銭利華主任は次のように述べた。ハイチの地震に対し、すぐさま国際救援隊を派遣し、また緊急人道援助物資を迅速に送ったのに続き、中国政府は軍隊の要員からなる医療防疫救護隊をハイチに派遣する。これは実際行動でハイチ人民に援助の手を差し伸べ、国連安全保障理事会常任理事国として国際社会の安寧に対する責任と義務を果たし、中国政府と人民の人間中心(人を以って本と為す)と死にかけている人を救い、負傷者を助ける崇高な国際人道主義の精神を体現するものである。中国医療防疫救護隊が必ず素晴らしい職業的資質と仕事に責任を負う精神で医療救援任務を達成し、ハイチ人民が震災後の伝染病の脅威を乗り越え、国を一日も早く再建するのを助けるものと信じている。

    医療防疫救護隊は23日に出陣大会を行った。王与栄隊長は全隊員を代表し、祖国と人民の負託に断固こたえ、国際人道主義の精神を大いに発揚し、最大の努力でハイチの被災者を助けると表明した。

    医療防疫救護隊を乗せた東方航空機は北京時間26日にハイチの首都ポルトープランスに到着する予定。同機には中国政府がハイチに贈る20トンの医薬品と医療物資も積まれている。

    ハイチの地震に対し、中国紅十字会(赤十字)は13日、100万ドルの緊急援助を発表した。続いて15日、中国政府が総額3000万元(1元=約13円)の緊急人道援助を発表。21日には中国の劉振民国連次席大使が260万ドルの追加援助を行うことを明らかにした。    (北京1月24日発新華社)