崔天凱駐日中国大使が離任レセプション

    崔天凱駐日中国大使は1月26日、東京のホテルニューオータニで離任レセプションを催した。これには江田五月参議院議長、直島正行経済産業大臣、中井洽国家公安委員長、山口那津男公明党代表、福田康夫、中曽根康弘元首相、二階俊博前経済産業大臣、中川秀直、伊吹文明元自民党幹事長、御手洗富士夫経団連会長ら日本の政治、経済、文化、報道界の要人、日中友好団体の責任者、在日華僑華人、留学生と中国系企業の代表、各国の駐日外交使節約500人余りが出席した。

    崔大使は席上あいさつし、日本各界の友人と広範な在日華僑に別れを告げ、日本に赴任してから寄せられた配慮と支援に謝意を表した後、次のように述べた。2年余り前に赴任した時、中日関係は困難を抜け出し、再び改善と発展に向かう重要な時期にあり、中日関係の改善基調を固め強めて、両国関係を持続的で、安定した、健全な発展の軌道にのせることは、両国国民の共通の期待で、両国の利益にとって必要なことで、さらに駐日大使たる私の重大な使命だった。この2年余りを振り返って、中日関係がめだった改善と発展をみせていることは喜ばしいかぎりだ。特に2008年5月、中国の胡錦涛国家主席が成功裏に訪日し、双方が「戦略的互恵関係の推進に関する共同声明」に署名、これを発表し、21世紀の中日関係発展の長期目標と基本原則を明確にした。これにより両国関係は歴史の新たなスタート地点に立ち、新たな発展のチャンスを迎えている。中日大使として、みなさんと一緒に中日関係の一層の発展を見届け、経験し、かつ両国関係の発展に微力を尽くせたことを誇りに思っている。

                   

    崔大使は次のように強調した。2年余の歳月に、各界の人々との幅広い接触を通じて、日本の風土・人情と歴史・文化に直接触れ、中日関係に長い歴史的由来、厚い社会的基礎と大きな発展のチャンスがあることを強く感じた。四川のブン川(ぶんせん)=ブンはさんずい+文=巨大地震が起きた時、日本の各界がすぐに援助の手を差し伸べたこと、日本各界が北京オリンピックに温かい支援を寄せたこと、日本の友人が新中国成立60周年にあたって中国の発展を祈り、中日友好を願ったこと、さらに日本の各地で温かく友好的なもてなしを受けたことは忘れられない。

                  

    崔大使は次のように指摘した。いま世界の政治・経済構造は大きく変化しつつある。新しい情勢の下で、両国の共通利益は増え続け、協力の余地は非常に大きい。双方はチャンスを逃さず、政治的相互信頼を増進し、互恵協力を深め、地域と世界の重大な問題での協調・協力を進め、両国の戦略的互恵関係の中身をたえず充実させていくべきだ。私自身は今後もこれまで通り、中日関係の発展に関心と支持を寄せていく。中日関係のあすは一層すばらしく、われわれは必ず中日両国の平和共存、子々孫々の友好、互恵協力、共同の発展という大いなる目標を実現できるものと信じている。

                   

    会場には各界の人々からの花輪が飾られていた。崔大使は賓客と握手を交わし、記念撮影をしていた。賓客と大使は和やかに談笑し、友情を温め、会場は惜別の情と祝福に包まれていた。人々は近年の中日関係の大きな発展を高く評価し、崔大使が在任中、中日の戦略的互恵関係の発展、各分野の友好交流と協力の促進、両国人民の友好的感情の増進のために努力し、貢献したことを称賛し、帰国後も新しいポストで、中国の外交事業と中日関係の発展に一層大きく貢献するよう希望していた。

                    

    両国の主要メディアと在日中国語メディアの記者がレセプションを取材した。崔大使はまた、中日関係について中央テレビ局、香港フェニックステレビ、NHKテレビ、共同通信社、CCTV大富のインタビューに応じた。