陝西で秦,隋の長城700キロ見つかる
2010/02/17

 

陝西省考古研究院と西北大学文博学院による陝西省内の長城合同調査がこのほど終わり、この調査で秦と隋の時代に築かれた約700キロの長城が新たに見つかった。

調査チームは延安、楡林、渭南3市の16の区・県でフィールド調査を行い、戦国、秦、漢、隋の時代の1700キロ近くの長城を調べた。新たに見つかったのは戦国時代・秦の昭襄王の時に築かれた長さ200キロ余りと楡林市の楡陽区、神木県、横山県、靖辺県、定辺県の5区・県の隋代の約500キロ。

隋の長城の大部分は秦の昭襄王の時代のものをそのまま使ったもので、さらに明代に長城が築かれる際にそのまま使われた。漢代の故塞長城は昭襄王の長城を修復して使用されたもので、富県、黄陵などにある長城はみな戦国時代・魏のものである。

フィールド調査は基本的に終わり、現在は屋内での資料整理段階に入っている。今回の調査は陝西省にある明代の長城の保護と利用に科学的データを提供するものになるとみられている。

長城は規模が非常に大きな軍事防御システムで、春秋戦国時代に建設が始まった。統計によると、歴代の長城は総延長が5万キロ前後に達し、遼寧、河北、天津、北京、山西、陝西、内蒙古、寧夏、甘粛、新疆、河南、山東に分布している。1987年にその独特の歴史的、芸術的、科学的価値が認められ、ユネスコの世界遺産に登録された。

(西安2月14日発新華社)