馬朝旭外交部報道官がオバマ米大統領のダライとの会見で談話
2010/02/21

 

中国外交部の馬朝旭報道官は19日、米国のオバマ大統領がダライと会見したことについて談話を発表し、次のように述べた。

米東部時間2月18日、米国側は中国側の度重なる厳重な申し入れを無視し、オバマ大統領とダライ・ラマとのホワイトハウス・マップルームでの会見をかたくなに設定した。ヒラリー・クリントン国務長官も同日、ダライと会見した。米国側の行為は中国の内政に著しく干渉し、中国人民の民族感情を著しく損ない、中米関係を著しく損なうものだ。崔天凱外務次官はジョン・ハンツマン中国駐在大使を呼び、厳重な申し入れを行った。

▽チベットは中国領土の神聖かつ不可分の一部であり、チベット問題は純粋に中国の内政問題である。中国はいかなる国の指導者や政府高官がいかなる形でダライと会見することにも断固反対し、いかなる国、いかなる者がいかなる口実を設けて、ダライ問題を利用し中国の内政に干渉することにも断固反対する。ダライの数十年間の言動は、彼が単なる宗教人ではなく、宗教の旗を振って長期にわたり反中国の分裂活動に従事してきた政治亡命者であることを示している。米国がダライの米国訪問を認め、指導者その他の政府要人との会見を設定したことは、国際関係の基本的準則に著しく違反し、中米間の三つの共同コミュニケと「中米共同声明」でうたわれた原則に違反し、米国政府が何度も確認している、チベットを中国の一部と認め、「チベット独立」を支持しないとの約束にも背いている。中国側はこれに強い不満と断固たる反対を表明する。

▽国家主権と領土保全を守る中国政府と人民の決意は確固不動のもので、いかなる者がダライ問題を利用して中国の内政に干渉しようとしても、うまくいくものではない。中国は米国が中国側の立場に真剣に対処し、直ちに有効な措置を講じてその悪影響を取り除き、「チベット独立」を企む反中国・分離勢力を容認、支持することをやめ、中国の内政への干渉をやめ、実際行動によって中米関係の健全で安定した発展を守るよう求めるものである。

(北京2月19日発新華社)