運転資金融資と個人融資の暫定弁法公布 銀監会
2010/02/22

 

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)はこのほど、「運転資金融資管理暫定弁法」(規則)と「個人融資管理暫定弁法」を正式に公布した。銀監会が20日、明らかにした。

「運転資金融資管理暫定弁法」は全8章42条で、その核心として次の規定が挙げられている。銀行は借入人の運転資金需要を合理的に試算し、与信総額および具体的融資の限度額を慎重に審査して決め、それに基づいて融資を行うものとし、実際の需要以上の融資を行ってはならない。また一方、融資する運転資金の支払いと融資後の管理を強め、資金回収に対する管理を強化し、銀行が借入人の所属業種および経営の特徴に的を絞り、定期、不定期に現場検査と現場以外の監視を通じ、借入人の経営、財務、信用、支払い、保証および資金調達の件数とルートの変化などの状況を分析し、借入人の返済能力に影響を与えるさまざまなリスク要因を把握しなければならない。

「個人融資管理暫定弁法」は全8章47条で、要点は次のところに集中している。融資の全行程の管理を強化し、商業銀行が従来の融資管理方式を転換し、銀行の個人融資資産管理のきめ細かさを向上させる。融資資金の支払い管理の理念を提唱し、融資資金の用途管理を強化し、商業銀行のリスク防止・抑制能力を高め、同時に借入人の融資申請用途以外への資金流用を防ぐ。契約の有効な管理を強化し、融資リスクの重点的抑制を強め、良好な信用環境を整える。融資後の管理を強化し、融資管理の質を高める。借入人の法的責任を明確にし、融資責任の的確性を強め、健全な融資文化を構築する。

銀監会の責任者は次のように述べた。この二つの弁法とすでに施行されている「固定資産融資管理暫定弁法」と「事業融資業務ガイドライン」によって、銀行業金融機関の融資業務に関する法規の枠組みが初歩的に出来上がった。これは銀行の融資リスク管理の長期的制度として整えられたもので、銀行の融資管理が新たな科学的発展段階に入ったことを示している。

銀監会は2007年7月から「固定資産融資管理暫定弁法」、「運転資金融資管理暫定弁法」、「個人融資管理暫定弁法」、「事業融資業務ガイドライン」の起草を開始した。これら三つの弁法と一つのガイドラインの起草過程で、社会各界の意見を繰り返し聞き、国際的に行われているやり方を十分参考にし、中国の実情も真剣に考慮した。

                                                                                                                                                        (北京2月20日発新華社)