3月1日から一部法律・法規施行海島保護法など

    中国では3月1日からいくつかの法律・法規および規範化文書が施行される。

    1日から施行される海島保護法は、住民のいない島は国が所有し、国務院が国を代表して所有権を行使すると明確に定めている。

    同法は次のように規定している。認可を受けずに利用した、住民のいない島は現状を維持しなければならない。採石、海砂採取、木材伐採および生産、建設、観光などの活動を禁止する。自然保護区内の島の海岸線を変えることを禁止する。サンゴの採取とサンゴ礁の破壊を禁止する。島の周辺海域のマングローブ伐採を禁止する。この法律の規定に違反し、犯罪を構成するときには、法律に基づいて刑事責任が追及される。島および周辺海域の生態系を破壊したときは、法律に基づいて民事責任を負うことになる。

    国家外国為替管理局が公布した「国内機関の外貨贈与管理問題に関する通知」が1日から施行される。通知は国内機関の外貨贈与収支手続きを規範化し、その外貨贈与収支については単独の外貨贈与口座を開設し、口座を通じて外貨収支を処理するよう明確に求めている。

    外為管理局は、この通知の公布は異常な資金が贈与のルートを通じて国境を越えて移動するのを防ぐのに役立つとしている。外為管理局は情報システムを通じて国内機関の外貨贈与収支に対する監視を行う。通知は、国内企業と海外の非営利機関との贈与のやり取りについては、関係の証明書類を持って外為取扱指定銀行で手続きをとるよう求めている。また次のように規定している。全国的宗教団体が一回に100万元(1元=約13円)相当以上の外貨贈与収入を得るときには、国家宗教事務局の贈与許可証明書を提出しなければならない。仏教寺院、道教の廟、イスラム寺院、教会など宗教活動場所と地方宗教団体が一回に100万元相当以上の外貨贈与収入を得るときには、所在地の一級行政区人民政府の贈与許可証明書を提出しなければならない。

    1日から北京市は自動車交通事故責任強制保険の保険料率を飲酒運転と連動させる制度を実施する。飲酒運転の違法行為1回につき翌年の保険料率を15%引き上げる。酒酔い運転の違法行為1回につき、翌年の保険料率を30%引き上げる。ただし累計の引き上げ幅は60%を超えない。

    「広東省農村5保扶養規定」は、農村の衣・食・住、医療、埋葬費の五つの保障対象者の教育無料期間を義務教育段階から高校段階まで拡大すると明確に定めている。

    陝西省の法院(裁判所)は裁判についての清廉監督カード制度を実施する。裁判当事者に監督カードを渡し、裁判所と裁判官が裁判当事者から監督を受けるというもので、裁判当事者がカードに記した法律・規律違反問題については、調査・確認のうえ法律・規律に従って厳重な処分が行われる。(北京2月28日発新華社)