中国の軍事力は他国の脅威にならない趙啓正スポークスマン

    3日から始まる中国人民政治協商会議(政協)第11期全国委第3回会議の記者会見が同日午後、北京の人民大会堂で開かれた。同会議の趙啓正スポークスマンが質問に答え、中国の軍事力について次のように述べた。

    ▽中国は2007年に国連軍事費透明制度に正式参加し、毎年、国連に軍事支出報告を提出している。中国が近代的軍事力を持つのは完全に国家の主権と領土保全を守るためで、いかなる国の脅威にもならない。

    ▽近年、中国の国防支出は大体、国内総生産(GDP)の1・4―1・5%で、これは世界的にみて中程度である。米国は4%を超え、しかもGDPは中国の3倍以上である。

    ▽中国は領土の面積が大きく、国境線が特に長く、海岸線が1・8万㌔、陸地国境線が2万㌔余りに達し、近・隣国が29カ国あり、当然、国を守る任務がある。そのうえ将兵の待遇も引き上げる必要があり、それにおよそ国防費の3分の1が使われている。軍服が破れ、設備が古くなり、射撃練習で使った砲弾、弾薬も補充する必要があり、これがおよそ3分の1を占めている。残りで多少の研究をし、新しい武器を多少増やしている。

    ▽(5日からの)全国人民代表大会(全人代)が開かれた時、財政予算と決算の報告が行われるが、報告では正確な数字が示されるだろう。    (北京3月2日発新華社)