ディープツアー カルチャーツアー春節日本観光の新スポットに

    北京、上海、広東など中国9省・直轄市からの観光客2000余人が20日、「千人東瀛過大年(日本で旧正月を過ごす)」観光スケジュールを無事終えて帰国の途に就いた。中国の観光機関が日本で「旧正月を過ごす」集中的な大規模ツアーを企画したのは初めて。

    今回の「千人東瀛過大年」活動は、「深度遊(ディープツアー)」、「文化遊(カルチャーツアー)」と「休閑遊(リゾートツアー)」の特色を重点的にクローズアップ。観光客はツアー期間中、世界文化遺産東照宮の建築群を参観し、中国古代の宮廷音楽を源とする伝統的な「雅楽」を鑑賞したほか、日本側が特別に用意した華道、茶道、和服体験と郷土芸能など日本文化の特色を持つ活動に参加した。

    中国の観光客は行く先々で地元の人々から温かい歓迎を受けた。宇都宮市では、歓迎に集まった市民が両国の国旗を手に習いたての中国語「新年好」で観光客を出迎え、佐藤栄一市長は一人一人に国際親善名誉市民証書を手渡した。日光市では、伝統的な餅つきと獅子舞などで観光客を迎え、斉藤文夫市長自ら歓迎式を催した。

    中国国家旅遊(観光)局東京駐在事務所の范巨霊首席代表は記者に、次のように語った。今回中国の観光客が集中して日本で「旧正月を過ごし」た例から見て、大型連休の増加と市民の海外観光規模の絶え間ない拡大につれて、中国人の日本観光はこれまでの「走馬観花(馬に乗って花を見る)」式の「観光遊」(観光ツアー)から、徐々に「深度遊」、「文化遊」に変わりつつある。観光地も東京、大阪などの大都市中心から周辺地区に広がるとともに、世界文化遺産などのテーマ観光が現れ始めている。

    范氏はさらに、次のように述べた。中国の観光客がもたらした社会的経済的効果によって、日本側も中国の観光客を非常に重視するようになっている。2009年の北海道の風景を背景とした中国映画「非誠勿擾(日本語題名:狙った恋の落とし方)」は地元観光の極めて大きな宣伝効果をもたらし、日本の観光業界と地方自治体の幅広い関心と注目を集めた。

    2000年9月に中国市民の日本観光第一陣がスタートして以来、中国から日本への観光客は増え続けている。日本の入国統計によると、09年の中国からの訪日者数は101万人に達している。(東京2月20日発新華社)