今年前半の6カ国協議再開目指す 武大偉特別代表表明

    中国政府朝鮮半島担当特別代表で人民政治協商会議(政協)外事委副主任の武大偉氏は同日、新華社記者の単独取材に答え、今年前半の6カ国協議再開を目指すと表明した。

    武氏はさらに次のように述べた。6カ国協議には昨年から新たな変化が見られる。暗礁に乗り上げてからすでに13カ月がすぎた。最近、5カ国の首席代表と意見を交換し、中国は問題解決について提案を行った。6カ国協議の仕組みには依然として生命力がある。

    2008年12月初めに北京で首席代表の会議が開かれてから6カ国協議はずっと停止した状態にある。ボスワース米朝鮮(北朝鮮)政策特別代表が昨年12月、訪朝し、双方は6カ国協議再開の必要性と「9・19共同声明」履行の重要性について「一連の共通認識(コンセンサス)」に達した。

    6カ国協議の当面の最大の問題について、武氏は次のように述べた。6カ国協議のプロセスがぎくしゃくしている主要な原因は関係国間の基本的信頼が欠けていることである。朝鮮は「制裁の帽子」をかぶりながら6カ国協議を行うことはできないとし、米国は6カ国協議の枠組み内で朝鮮と対話すると主張している。

    武氏は今年2月10日、中国政府朝鮮半島担当特別代表に任命され、6カ国協議と関係の実務を主管している。

    現在の外交情勢について武氏は次のように述べた。国際情勢が大きく変化し、国際的な大きな枠組みの中の中国の地位および中国と世界との関係が深く変化しており、国際実務における中国の影響力がますます拡大している。国際関係に適切に対応することは中国が持続可能な発展を実現するうえで不可欠の条件である。国際情勢の中の重大な変化を冷静に観察しなければならない。    (北京3月5日発新華社)