中米関係阻害の責任は中国側にはない 楊潔チ外交部長

    中国の楊潔チ(竹かんむり+褫のつくり)外交部長は7日、開会中の第11期全国人民代表大会(全人代)第3回会議の記者会見で中米関係について次のように述べた。

    ▽中米関係が重大な阻害を受けている「責任は中国側にはない」。われわれは中米関係が積極的、協力的、全面的軌道にそって前進発展するよう一貫して力を尽くしており、米側が中国と同じ方向を向いて進み、共に努力することを希望する。

    ▽昨年、オバマ大統領がホワイトハウス入りしてから中米関係は好スタートを切った。しかし、昨年末と今年初め、米国の台湾への武器売却、米国指導者のダライとの会見で、中米関係は重大な阻害を受け、双方の協力に困難がもたらされた。これは双方の利益に合致しないし、その責任は中国側にはない。

    ▽最近、米国のスタインバーグ国務副長官、ベーダー国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長が中国を訪問し、中米双方は中米関係および関係の問題について突っ込んだ、率直な話し合いを行った。

    ▽中国側は中米関係、台湾、チベットなどの重大な問題に対する原則的立場を一層全面的に説明した。われわれは、米側の最近の行動は両国間の三つの共同コミュニケと「中米共同声明」の原則に重大に違反し、中国の中核的利益を損ない、中米関係の大局を損なうものであると指摘し、中国は断固とした反対を表明した。

    ▽当面の急務は米側が中国側の立場に真剣に対処し、中国の中核的利益と重大な関心を確実に尊重し、関係の敏感な問題を適切に処理し、中国側と一緒に努力し、中米関係を再び安定的に発展させることである。

    ▽良好な中米関係は両国と両国人民の根本的利益にかない、地域と世界の平和、安定、発展の促進に役立つ。

(北京3月7日発新華社)