国の主権 安全 発展と世界平和が任務 中国外交について楊潔チ外交部長

    中国の楊潔チ(竹かんむり+褫のつくり)外交部長は7日、開会中の第11期全国人民代表大会(全人代)第3回会議の記者会見で、現在、外国の一部の人は中国の対外姿勢がますます強硬になっていると考えているが、原則的立場を堅持することと強硬であるか否かは別のことで、国と国の付き合いで重要なことは「理」があるか否かであるとし、さらに次のように述べた。

    ▽中国の外交は国の主権、安全、発展の利益を守り、世界の平和と発展をはかることを自らの任務としており、これは中国外交の「理」であり、国際関係の準則が堅持している「理」でもあると考えている。一国が自国の中核的利益と尊厳を守る行為を「強硬」と見、一国の利益を侵害することを当然と見るなら、公理はどこにあるのだろうか。

    ▽外国が中国の独自性と真の国情を十分理解することを希望し、さらに一部の人が色眼鏡や型にはまった考え方、特にイデオロギー面の偏見を捨てることを希望する。

    ▽私は油絵も中国の水墨画も好きだが、油絵の基準で中国の水墨画を鑑賞すれば、恐らく間違えるだろう。

    ▽相互理解は国と国の関係を発展させる基礎である。現在、各国の状況、世界の状況が大きく変化しており、従ってみな、どのように「焦点距離と絞りを調節するか」という任務がある。中国は経済・社会発展の面で非常に大きな成果を収めたが、依然として発展途上国であり、人口が多く、基礎が弱く、格差が大きく、近代化の実現にはまだ長い道のりがある。

    ▽中国は世界各国との相互理解を増進し、長所を生かし、足りない点を補い、共に発展することを願っている。現在、400余りの外国メディアの700人余りの記者が中国に常駐しており、記者が積極的に役割を一層果たし、中国人民に世界を紹介し、また世界に中国国内の発展、外交の方針・政策を紹介し、より一層架け橋、紐帯の役割を果たすことを希望する。(北京3月7日発新華社)