西安市と奈良市 東洋の大型遺跡保護で協力

    中国と日本の2大古都、西安市と奈良市の文化財部門は西安で、文化遺産保護開発取り決めに調印した。多様な方式によって2大古都の大型遺跡を保護し、東洋の大型遺跡保護の新しい理念と方法をさぐることが取り決め調印の目的。

    陝西省文物局によると、西安唐大明宮遺跡保護弁公室と奈良文化財研究所(略称、奈文研=なぶんけん)は9日、陝西省の省都西安市で文化遺産保護開発取り決めに調印した。これに基づいて、両国の2大古都は中日学術シンポジウム、学者の相互訪問、文化財出版物の交換などを通じて東洋の大型遺跡の保護事業を推進していく。

    専門家は次のように指摘している。西安と奈良の取り決め調印は、両国の文化財保護の専門家が中国の唐大明宮遺跡、日本の平城宮に代表される大型遺跡の保護事業を共同で推進することになったことを示すもので、重要な学術的、実践的意義がある。土木建築を中心にした東洋の大型遺跡保護事業を推進するうえで重要な役割を果すことになろう。

    取り決め調印の前後に、建設中の唐大明宮国家遺跡公園を見学した日本の専門家は、大明宮国家遺跡公園の建設は大型遺跡を保護する新しい試みで、日本も学ぶ必要がある、と述べた。(西安3月12日発新華社)