自動車メーカーの品質責任制確立を指導 工業情報化部がガイドライン

    中国工業・情報化部は14日、自動車の品質管理を強化し、自動車産業の健全な発展を促す指導意見(ガイドライン)を発表した。「意見」は、自動車生産企業が製品の品質責任制を確立し、品質管理システムを整え、設計、生産、販売、サービスのすべての過程の品質管理水準を改善し、高めなければならないことを明確にしている。

    「意見」はまた、次のように提起にしている。

    ▽自動車生産企業は技術のレベルアップと新技術研究の度合いを強め、情報化を強化し、情報化の手段で製品の品質を高めなければならない。新しい技術、工程、設備、素材を積極的に採用し、車種の改善と品質の向上をはかり、無計画な生産能力拡大を防止する。自動車と重要部品の検査能力を高め、生産ラインの改造と結びつけて、生産ライン上の検査設備を増やす。

    ▽自動車生産企業はアフターサービスを強化し、消費者が自動車を正しく使用するための研修と指導を強化し、消費者の自動車の品質・安全に対する意識を高める。修理・保守など各種サービスを発展させ、整備し、サービスの範囲を拡大し、質を高める。企業は品質リスク警戒・防止システムを確立し、製品のトレーサビリティー、リコール、苦情処理、事故責任追及の制度を確立し、欠陥車を迅速にリコールし、処理しなければならない。

    ▽自動車の品質監視システムの整備では次の4点に力を入れなければならない。規格・法規体系を整え、自動車業界の安全・省エネ環境保全規格と技術規範の研究と制定・改定作業を強化する。自動車生産企業と製品の参入を厳格にし、「車両生産企業と製品に関する公告」に基づく管理を強化する。公的検査機関の能力を高め、第三者品質検査機関の強制基準検査能力作りと品質事故鑑定能力作りを強化し、品質評価方法と評価システムを整える。自動車業界の品質情報公開制度を確立し、誠実に信用を守る企業を確実に保護し、約束を守らない企業や行為を規制し、制裁する。

    自動車産業は中国の国民経済を支える重要な柱で、国民経済・社会発展の中で重要な役割を果たしている。21世紀に入ってから中国の自動車産業は急速に発展し、さまざまな車種、シリーズの完成車と部品の生産、付帯能力が形成された。

    同時に中国の自動車産業は依然として中核技術に欠け、自主革新(イノベーション)能力が弱く、管理水準の向上が待たれるなどの問題があり、一部企業に生産能力拡大重視・技術開発軽視、コスト抑制重視・品質管理軽視のなどの傾向が見られ、さらには消費者や社会・公共の安全に危険をもたらしているものもある。

    工業・情報化部の責任者は次のように指摘した。現在、中国の自動車産業は国の政策支援の下、急速に発展する大事な時期にあり、経済発展パターンの転換と構造調整を急ぎ、世界の自動車産業発展の経験と教訓をすみやかに総括し、汲み取り、強力な措置をとって自動車の品質管理を確実に強化し、品質面の信用を全面的に高め、自動車産業の大から強への転換と健全な発展をはからなければならない。    (北京3月14日発新華社)