新日鉄が製錬排ガスの浄化再生事業で中国企業と提携

    世界の大企業500社に入る新日鉄が投資する馬鞍山中日資源再生工学技術有限公司がこのほど正式に発足した。新日鉄は中国企業馬鋼と提携して金属製錬排ガス浄化・再生利用事業に投資する。馬鞍山市商務局が明らかにしたもの。

    馬鞍山中日資源再生工学技術有限公司は国の奨励外資案件に属し、総投資額1400万元。新日鉄の進んだ環境工学技術と馬鋼設計院の成熟した設計施工経験を生かして、中国および国際市場を対象に、金属製錬排ガス浄化・資源回収再利用設備の設計、製造、据え付け業務をてがける。

    馬鞍山商務局行政審査認可課責任者の呉敏氏は次のように語った。鉄鋼の生産過程における粉塵発生量は一般に粗鋼生産量の10%となる。通常の排ガス粉塵処理では、大量の亜鉛、鉄などの元素が流出し、環境を汚染することになる。

    新日鉄と馬鋼が提携して設立した新会社の最も主要な環境保護事業は、回転炉床炉(RHF)による鉄鋼冶金塵泥再生プロジェクト。新日鉄の先進的RHF設備を生産、利用して、製錬設備に据え付け、金属製錬粉塵排ガスを浄化し、さらに排ガス中の亜鉛、鉛、鉄などの貴重な金属を総合利用して、省エネ・環境保護とともに経済効果のダブル効果をあげることをめざす。

    新日鉄と略称される新日本製鉄株式会社は、日本最大の鉄鋼会社。馬鞍山中日資源再生工学技術有限公司社長で、新日鉄中国駐在代表の大石英彦氏は、新日鉄はRHF法によるダストリサイクルの最初の事業を馬鋼と協力して進め、これを通して、この省エネ・排出削減、グリーン環境保護の事業を世界に推し広めたいと話している。

(合肥4月17日発新華社)