中日両国結ぶ民間大使 華人書道家熊峰氏上海万博日本館の書を担当

    上海万博日本館のテーマは「聯接」(つなぐ)で、この二文字をだれに書いてもらうか、日本の経済産業省と日本館は一年前から多くの専門家や芸術顧問を動員して探していたが、在日華人書道家の熊峰氏の才能が群を抜いており、最終的にこの重責を任せることになった。

    熊氏は社団法人日中書法芸術協会の会長で、1999年に中日文化交流で日本に来て、中国の伝統的技法と日本の書道の技を融合し、独特の風格を作り上げた。楷書、行書、草書、隷書、篆書の5種類の字体に造詣が深い。象形文字の書画は雲や水のように変幻自在である。日本の専門家と芸術顧問から最終的に日本館の書の担当者に選ばれたことは、その非凡な実力を十分物語っている。

    熊氏が日本館のために揮毫した「聯接」には多くの意味が込められている。日本と中国の「聯接」だけでなく、さらには日本と世界の「聯接」もある。現在、中日両国は経済・文化関係が緊密で、今後の低炭素社会において環境保護・省エネ分野でより大きな協力の余地がある。

    日本館は熊氏が書いた「聯接」の文字を使用、各展示エリアにも熊氏の字を使っている。このほか熊氏は日本館の竣工式など各種のイベントに招かれ、日本が中日関係を重視していることを説明している。熊氏は民間大使として、中日を「聯接」する役割を果たしている。

    共同通信社は熊氏に「一毫一恵」というコーナーを依頼した。その時に起きた出来事について一文字を書き、それにエッセイをつけて、1年間続けて発表している。これは熊氏の書道の技能を十分示すだけでなく、現実に対する見方も反映している。重要なメディアが華人書道家にこうしたコーナーを依頼することは過去にはなかった。    (東京4月20日発新華社)