2010年上海国際博覧会が開園

    中国2010年上海国際博覧会(万博)の開園式が1日午前、上海万博センターで行われた。賈慶林中国共産党中央政治局常務委員・政協全国委主席がこれに出席、博覧会国際事務局(BIE)のラフォン議長と共に、開園のボタンを押した。

    上海万博パークは計画面積5・28平方キロで、パビリオンが建ち並んでいる。今後半年間、5大陸からの出展者がここで人々にすばらしい文明の宴を供する。

    1日午前の万博センター中央ホールは熱気にあふれ、200人余りの旗手が各出展者の旗をもって両側に並んだ。演壇の中央に、渾天儀をモチーフにしたスタート装置が置かれていた。装置上の三つの環は、人々の「天の時、地の利、人の和」に対する祈りを象徴している。金色のカギが磁気浮上作用で、スタート装置の中に浮き上がっている。古い文明と現代の科学技術が有機的に結合して、人類がすばらしい未来に向かう道を開くという意味が込められている。

    午前8時30分過ぎ、軽快な曲が流れる中、賈慶林、ラフォン両氏が会場に入り、場内から盛んな拍手が起きた。

    勇壮な中華人民共和国国歌の中で、国旗がゆっくりと上がった。BIE曲と上海万博のテーマソングに合わせて、BIE旗と上海万博旗も掲げられた。

    ロサーテイルズBIE事務局長がまずあいさつし、2010年上海万博は人類の進歩の成果を示す祭典であり、現代と後世の人が「都市、生活をよりよく」の理想をたえず追求し、実践するよう励ますだろうと述べた。そしてこれから6カ月間に、国際社会が誠意をもって協力し、すばらしい祭典のために共に力を尽くし、また未来の都市の発展について平和的探究と建設的協議を進めるよう期待を表明した。

    賈慶林氏はあいさつで、主催者を代表して、各出展者、BIEおよび準備の過程で献身的に働いたすべての人々に感謝の意を表し、遠来の友人や賓客に歓迎の意を表した後、次のように指摘した。上海万博パークは「都市、生活をよりよく」をテーマに、都市づくりに対する人類の優れた知恵を集め、未来の生活に対する人類のあこがれを示している。いま、われわれは上海万博パークに喜び集い、創意をこらしたパビリオンの展示を共に観賞し、豊富多彩な科学技術の成果を感知し、英知にあふれるさまざまの討論に参加し、うっとりさせる芸術活動を鑑賞しようとしており、必ずや平和と安定の中で成功を享受し、創意と活力の中ですばらしさを感じ、楽しさと温かさの中で忘れがたい時を過ごし、文明・進歩に対する人類のあくなき追求と共同の探究を全方位で体験できるだろう。すべての出展者が大成功を収めるよう、すべての入場者が上海万博の美しい楽章を一緒に楽しむよう祈る。

    8時54分、賈慶林氏がラフォン氏と一緒にスタートボタンを押した。スタート装置上の三つの環と金色のカギがすぐに回転し始め、会場上方の大型電子スクリーンに現れた万博パークの正門がゆっくりと開いた。上海万博のマスコット「海宝」に扮した一団の子供たちが、ローラースケートを履いて、歓声をあげながら会場に滑り込んだ。中国の各民族の服装をしたもう一団の子供たちが、演壇に駆け上がって飛び跳ねた。拍手と笑い声が一つに混じって、お祭気分は最高潮に達した。

    開園式には王剛、王岐山、杜青林、銭運録各氏も出席した。

    式は上海万博組織委副主任委員の韓正・上海市長が主宰した。

    BIE責任者、各出展者の代表、愛知、サラゴサ、麗水、ミラノ万博の代表、中国各省・自治区・市の代表が開園式に出席した。

(上海5月1日発新華社)