最新技術の探求示す日本館

    「心の和、技の和」をテーマとする日本館は現在の世界的難問を乗り越え、持続可能な発展を実現する最新技術の探求を全方位的に示している。

    水資源の不足と汚染というこの普遍的問題をめぐって、日本館は下水道の汚水を浄化して飲料水にする新技術を展示している。新エネルギー開発については、日本館は2020年に「汚染排出ゼロ都市」を築くことを長期目標とし、発電できる床板や窓、家庭用燃料電池、有機照明などの新技術を展示。そのうち発電できる床板は人が踏んだり、他の外的力が作用したりすることで発電できるというもの。また透明で薄型の太陽電池を窓ガラスに張ることで発電できる。大気中にある水素と酸素を利用して家庭に電力と温水を供給できる。

    生産分野では日本館は二つの新しい環境保全技術を重点的に展示している。一つは水素製鉄で、通常の製鉄技術に比べて二酸化炭素の排出を3割減らすことができる。もう一つは炭素分離回収・貯留技術で、工場や発電所から出る二酸化炭素を回収し、地下に貯留するものである。

    日本館はまた特殊な「ライフウォール」を展示している。未来の生活で部屋の壁とテレビを一体化したもので、ジェスチャーで直感的に操作でき、さまざまな素晴らしいコンテンツを鑑賞できる。このほか「ライフウォール」は人の移動に伴って情報も動く機能がある。

    老齢化社会に直面し、日本館は介護・医療支援、家事支援のロボットも展示している。これらロボットは高度制御技術によってロボットの両手、両腕の関節を柔軟に動かすことができ、またバイオリンを上手に演奏することもできる。

(上海5月2日発新華社)