広州が日産の世界最大の生産拠点に 合弁会社の第2工場定礎

    東風日産乗用車公司が50億元(1元=約13円)を投資する第2工場の定礎が同日、広州花都で行われた。生産能力24万台の新工場は2012年に操業開始の見込みで、その時には既存の生産能力を加え、広州花都は日産自動車の世界における最大の生産拠点になる。

    東風日産の任勇・副総経理(副社長)は次のように説明した。現在の工場に隣接する第2工場は、敷地240万平方メートルで、プレス、熔接、塗装、組み立てと樹脂の5大部門がある。操業を始めると、東風日産の広州花都での生産能力は60万台に達し、日産としては世界最大の生産拠点になるだけでなく、華南地区で最も大きい自動車製造拠点となる。襄樊工場と合わせ、東風日産の2012年の生産能力は90万台を超える。

    東風日産第2工場は一度に計画をたて、数期に分けて建設される。複数の進んだ技術を採用するとともに、日産の世界標準の生産方式が導入される。省エネ設計と省エネ技術の採用によって、第2工場のエネルギー消費は世界をリードする水準に達し、世界的なグリーン工場になる。

    広東省政府の責任者は定礎式で次のようにあいさつした。3000人の雇用を創出する東風日産第2工場は、より多くの就業機会を生むと同時に、広州さらには華南地区の自動車産業の発展を一段と促進するだろう。地元の雇用環境の改善、地方経済のけん引、華南の自動車産業促進などで、第2工場の建設には非常に重要な現実的意義がある。

    東風日産は中国の自動車業界で最大の合弁企業である、東風汽車公司と日産自動車の共同出資による東風汽車有限公司の子会社。2003年の発足以来、華南地区最大の乗用車企業へと急成長、2009年の販売台数は52万台近くに達し、中国の乗用車企業の中で6位を占めた。

(広州5月8日発新華社)