青海省玉樹震災復旧復興基本計画を了承 国務院

    国務院はこのほど、「玉樹震災復旧復興マスタープラン(基本計画)」を了承し、配布した。基本計画は科学的復興の重要なよりどころであり、被災地の経済・社会発展の回復、促進をはかり、生態環境がよく、特色が鮮明で、経済が発展し、安全で調和した社会主義の玉樹を建設するうえで重要な指導的役割を果たすもの。

    青海省玉樹地震が起きた後、共産党中央委員会と国務院の手配に従い、国務院震災救援対策本部は迅速に基本計画をスタートさせ、青海省、四川省人民政府と共に現地調査を通じて、被災地の幹部、大衆、宗教界など各界の人々意見を幅広く聞くことを踏まえ、被害評価、資源・環境の受け入れ能力総合評価、住宅・構築物損傷度鑑定の結果に基づき、ブン川(ぶんせん)=ブンはさんずい+文=震災復旧復興の成功の経験を十分参考にして、比較的短期間に基本計画を編成した。編成過程で地震など各方面の専門家を招き計画の内容について全面的諮問・論証を行った。

    基本計画は玉樹の海抜が高く、気候が寒冷で、生態環境がぜい弱で、交通施設が遅れ、建設資源に乏しく、施工条件が悪いなどの制約条件を十分考慮し、復旧復興の指導思想、基本原則、復興目標を明確にした。3年間で復旧復興の主要任務を基本的に達成し、被災地の基本的生産・生活条件と経済・社会発展を全面的に回復し、震災前の水準を超えるようにし、住民に新しい故郷ができ、生態環境が高い段階に進み、施設が改善され、都市と農村が新たな姿をみせ、社会が調和するという復興目標の実現を目指すことを提起している。

    基本計画は、都市・農村住民の住宅、公共サービス施設、インフラ、生態環境、特色ある産業とサービス業、調和した故郷などの復旧復興任務と建設重点を定め、次のように述べている。▽復興任務では民生の保障を際立たせ、都市・農村住民の住宅と教育、保健衛生など公共サービス施設の復旧復興を優先的位置に据える。▽インフラのレベルアップ・改善、都市・町機能の整備に力を入れる。▽生態環境の保護を際立たせ、三江源(長江、黄河、瀾滄江の水源)、隆宝自然保護区の建設を強化する。▽調和した故郷の建設を際立たせ、民族・宗教政策を実行に移し、重点文物と宗教施設を修復再建し、各民族が調和し、心を一つに助け合い、調和し発展する素晴らしい故郷を築く。

    玉樹地区の特殊な困難を考えて、震災復旧復興に必要な資金は中央財政資金を主とし、財政、租税、金融、土地、援助、建設支援などの特別支援策がとられる。基本計画はその順調な実施を保証するため、各級人民政府と国務院の関係省庁が建材、輸送、施工の保障(後方支援)を強め、活動の責任を果たし、監督検査を強化し、力を合わせて計画を実施するよう求めている。

(北京6月14日発新華社)