両岸のECFA交渉が実質的進展 王毅主任強調

    中国共産党中央台湾工作弁公室・国務院台湾事務弁公室の王毅・主任は20日午前、福建省アモイでの第2回(台湾)海峡フォーラム本会議で発言し、両岸の経済協力枠組み協定(ECFA)交渉は実質的進展を収めたと強調し、次のように述べた。

    ▽台湾側がECFA調印を希望して以来、窓口機関の大陸側海峡両岸関係協会(海協会)と台湾側海峡交流基金会(海基会)の枠組みの下で、双方は何度も交渉し、意思疎通をはかり、すでに実質的進展を収めた。これらの進展は双方が共に努力した結果であり、双方が心血を注いだもので、共に大切にしなければならない。交渉は最終段階に入っており、双方が大局を考え、将来を見通し、互いを思いやる精神で、問題を適切に解決することを希望する。

    ▽ECFA交渉の中で、大陸側は約束を真剣に履行し、善意を十分示した。両岸同胞の感情を考え、われわれは交渉の中で台湾の劣位産業、中小企業、特に農民の人たちの利益に十分配慮した。アーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)計画は台湾の各業種、各地区のニーズに出来るだけ配慮した。アーリーハーベストはECFA履行の第一歩にすぎず、その規模と金額はすでに大きく、対象品目に一時入らなかったものについては、ECFA調印後の交渉で十分話し合い、適切に解決する。

    ▽ECFA交渉は平等互恵・順次漸進の原則に従い、両岸の経済条件に十分配慮したもので、その目的は両岸経済の共同の繁栄・発展にプラスになる協力の仕組みを築くことで、これは双方の経済発展に利点があり、実践と歴史の検証に耐えるものでなければならない。台湾側にとって、ECFAの調印は経済の活力と競争力の向上に役立ち、台湾経済の新たな発展の余地を開くのに役立ち、台湾経済が地域経済統合によるチャンスと挑戦(試練)によりうまく対応するのに役立つ。

(アモイ6月20日発新華社)