チベット仏教の活仏デジュブの転生霊童選ぶ 4歳のロサンドジェ少年

    チベット仏教の活仏(生き仏)の1人、デジュブの転生霊童(生まれ変わり)を選ぶ儀式「金瓶掣籤」が4日早朝、ラサのジョカン寺で高僧をはじめ関係者、信徒代表および関係寺院の代表ら100人余りが出席して厳かに行われた。

    金の壺に候補者の名前を記した札を入れて籤を引く「金瓶掣籤」の結果、2人の候補者の中から、2005年11月30日、チベット山南地区リュンズ県で生まれたロサンドジェ少年が選ばれた。チベット自治区人民政府の承認を受けてデジュブ6世となる。

    籤は中国仏教協会副会長のパンチェンラマ11世が引いた。

    活仏のデジュブは仏教経典に通じ、地位が高く、多くの信徒から尊敬された。第5世は1959年のチベット平和解放以来、共産党の指導を支持した。中国仏教協会理事、同協会チベット分会副会長などを歴任し、2000年3月11日死去した。66歳だった。チベット自治区政府はチベット仏教の儀式や歴史的に定められた方法に従い、また広範なチベット族信徒の宗教感情を尊重し、「チベット仏教活仏転生管理弁法」(規則)に照らして、転生霊童を探し、認定することを認めた。これを受けて高僧で構成される転生霊童を探すグループが結成された。数年をかけて宗教儀式に従って探し、多くの中から2人の候補を選んだ。

    ジョカン寺では1995年11月29日、活仏のパンチェンラマ10世の転生霊童を選ぶ「金瓶掣籤」が行われ、当時6歳だったギェンツェン・ノルブ少年が選ばれ、11世となった。(ラサ7月4日発新華社)