古都西安を紹介するテレビドキュメンタリー中日が共同制作
2010/08/18

 

 国務院新聞弁公室(報道事務室)五洲伝播センター、テレビクリエイションジャパン、BS朝日が現在、西安で大型テレビドキュメンタリーシリーズ「スターが見た中国」の一つ「西安紀行」(中国語タイトル)の撮影を行っている。この120分のドキュメンタリーは、盛唐時代の西安と今日の西安の姿を紹介するもの。

 監督を務める中沢新氏は「日本人にとって、西安は知らない都市ではなく、非常に親しみを感じている都市である。今回の撮影を通じて、盛唐の都・西安と現在の国際都市・西安の姿を紹介していきたい」と述べた。

 同氏によると、撮影チームは12日、西安に到着したもので、城壁、大雁塔、華清池、大明宮遺跡、楊貴妃墓、法門寺、大唐芙蓉園、興慶宮など20余りの名勝旧跡、街角を訪れる。

 中沢氏は「日本人は、古代の長安城を知っている。我々が歴史の一側面を選んで紹介するのは、中日両国の文化が、建築、芸術、文字など多くの面で非常に深いつながりをもっているからだ」と語った。

 さらに「西安は、古代と現代が並存する都市だ」と述べた。これまで西安は非常に遅れた都市であると考えていた中沢氏は、西安が近代的都市に生まれ変わっていたとは思っていなかった。西安には兵馬俑しか残っていないと思っていた中沢氏は、このように多くの文化財、遺跡が残っていることも想像していなかった。

 初めて西安を訪れ、「西安紀行」のナビゲーターを務める日本の有名な女優・藤原紀香さんは、西安に大きな期待を寄せている。彼女は、近代的な西安の街角を訪れ、古い歴史をもつ西安の古城壁に登り、碑林や大慈恩寺を見学し、唐代の踊りや歌を観賞し、大明宮国家遺跡公園や興慶公園を遊覧し、唐代の料理を楽しむ。紀香さんが見たこと聞いたことは、ドキュメンタリーを通じて、日本の視聴者に紹介される。

 藤原さんは、新華社記者に「西安は、非常に歴史を重視した都市です。私は盛唐時代の歴史、特に楊貴妃に大きな興味をもっています」と語った。

 紀香さんが西安に到着してから2番目に訪れたのは、楊貴妃が沐浴した華清池で、次のように話した。日本人は、中国の美人・楊貴妃のことを誰でも知っています。しかし彼女は謎に包まれた女性でもあります。今回の撮影を通じて、美しくて聡明なこの女性について理解を深めていきたいと思っています。

 さらに「中国の歴史に接する機会を得たことを非常に喜んでいます。私の指が華清池の玉石に触れたとき、1300年前にタイムスリップしたような感じがしました」と語った。

 「西安紀行」は、年末のBS朝日のゴールデンタイムに特別番組として放映される。

 五洲伝播センター、テレビクリエイションジャパン、BS朝日は、2006年からテレビドキュメンタリーシリーズ「スターが見た中国」を共同制作しており、すでに四つのドキュメンタリーが完成している。「中国の至宝・大紫禁城のすべて――500年の謎とロマンと今」と「高嶋政伸の遥かなる雲南秘境の旅――世界遺産・麗江樹齢3200年の茶樹を訪ねて」と「純名理沙悠久の大河800㌔の旅――中国・桂林の絶景と大自然を守る人々」と「摩天楼の下で舞う歌姫――比類なきメガ都市へ変貌し続ける上海」だ。

                                             (西安8月17日発新華社)