蘭州で中日水道技術シンポジウムUFろ過に注目
2010/08/22

 

    中日両国の学術、産業界の水処理分野の交流促進を目的とした中日水道技術シンポジウムが19日、甘粛省の省都蘭州で開かれ、膜処理技術が最大の焦点となった。

    同済大学、日本水道協会、上海都市工学設計研究総院、中国都市工学西北設計研究院などの研究機関から70人余りの専門家が出席し、限外(UF)ろ過などのハイテクについて学術的検討と応用についての交流が行われた。

    中国土木工学学会水工業分会給水委員会の沈裘昌秘書長は、中日両国の水関係の専門家が学術研究、工学応用、生産管理面の交流を通じ、相互理解を増進し、両国の水処理技術と産業の向上をはかることができると強調した。

    UFろ過技術の水道への応用が出席した専門家の関心の的となった。沈秘書長は「UFろ過技術は水処理の効率、質、精度が比較的高く、病原菌を直接ろ過でき、水質の改善に役立つ。UFろ過技術は今後、質的向上とコスト低下によって、水道により幅広く応用されるだろう」と述べた。

    「膜技術の普及によって水処理と水道の自動制御、石油化学、電子などの産業をけん引する作用が強まり、一定の経済価値をもたらす」、沈氏はこう指摘した。

    また蘭州市の水源の混濁度が比較的高いことから、同市の水処理面の経験と方法が日本側の専門家の関心を呼んだ。日本水道技術研究センターの林野氏は「蘭州の黄河の水処理には特色があり、これは日本にとって研究応用で参考にする意義がある」と述べた。

    中国都市工学西北設計研究総院の孔令勇技師長は次のように表明した。シンポジウムで海外の最新研究成果をより一層知ることを希望している。こうした交流は両国の水処理技術の共同の発展を促すのに役立つ。

    同シンポは2001年から毎年開かれている。中国石北地区で開かれたのは今回が初めて。

                                                                                                                                                        (蘭州8月19日発新華社)