北京市,厳しい自動車排ガス基準実施へ
2010/09/07

 

    北京市環境保護局の杜少中副局長は5日、2010中国自動車産業発展国際フォーラムで発言し、北京市の大気の質を改善するため、より厳格な自動車排ガス基準を実施するとした。そして北京では国の最高レベルの排ガス基準、国Ⅴの実施が大勢となっていると強調、さらに次のように述べた。

    ▽先週末、北京の自動車保有台数は450万台に達した。自動車の普及は経済・社会発展による資産増加のシンボルであるが、自動車による汚染は人々の健康や都市の発展に大きな脅威をもたらしている。自動車の汚染対策を強化し、自動車産業の発展を促進しなければならない。

    ▽北京五輪後、中央は北京市に対し引き続き大気の質を改善し、質が落ちないようにすることを求めた。自動車の排ガスが北京の主要な汚染源の一つで、大気の質を持続的に改善するには先ず排ガス対策に取りくまなければならない。北京では大気中の窒素酸化物の50%前後は自動車から排出されたものである。国の排ガス基準は半数の自動車が排ガスを削減することで達成される。この任務を達成するには、汚染物資の排出削減総量を決めたうえで、高汚染車から低汚染車への転換を進めなければならない。また北京の自動車保有台数が急増しており、排出削減の方法をとらず、さらに自動車が増えれば、その後の発展は考えられない。

    ▽北京市は1999年、2002年、2005年、2008年に新車の排ガス基準についてそれぞれ国Ⅰ~国Ⅳを実施した。基準が一つ上がることで自動車の排ガス汚染は30―50%減少した。同時に自動車生産技術の進歩が促され、燃料油の品質も向上した。

    ▽大気の質を高めるため、北京市は国Ⅴ基準の実施を急ぎ、高汚染老朽車の淘汰を加速し、使用する自動車の排ガス基準管理を確実に強化していく。

                                                                                                                                                           (天津9月5日発新華社)