中日韓が観光地域協力の新しい分野を開拓
2006/05/31

 

 中国、日本、韓国(一部地区)と香港、マカオ、台湾の「3+3」観光地域提携会議が28日、遼寧省瀋陽市で開かれ、出席者は地域の観光協力を一層強化し、観光業の共同振興をはかるという共通認識に達した。そして手を携えて観光の地域協力で新しい分野を広げる協力宣言を発表した。

 宣言は次のように表明している。この数年、中国大陸、香港、マカオ、台湾と日本、韓国の観光協力がますます深まっている。観光交流、特に人の往来が盛んになり、互いに重要な観光市場になっている。自然、人文観光資源の面で同源性、相関性、補完性があり、協力基盤がしっかりしており、潜在力は非常に大きい。今後、交流のチャンネルを広げ、観光業のより緊密な協力をはかる。

 また、観光協力分野を拡大し、市場での宣伝、販売促進のため、合同で観光宣伝・説明を行い、世界のより多くの人に東アジア観光の独特の魅力を紹介する。観光計画、資源開発、施設建設および企業誘致・資金導入の面で交流と協力を強化し、精選した観光コースを共同で企画し、互いに観光地の機能を整備しあい、観客を増やすようにする。観光管理の面で交流と意思疎通を深め、それぞれの観光に関する法律・法規を整え、突発的事態に対処し地域間の観光トラブルを調整する枠組みを確立し、観光客の合法的権益を保障する。観光情報、人的資源、経営管理などの面で協力を強化し、人材交流、ハイレベルの相互訪問、効果的な会合・協議を行い、情報を共有する制度をつくる。地域の枠を越えたチェーン経営を奨励し、さまざまな観光貿易障壁を徐々に除去していく。

 今回の会議は遼寧省観光局と同省観光協会の主催で開かれた。観光の相互交流の場をつくり、観光の地域提携と振興をはかり、各提携者の共に勝者となることの実現を目的としている。

 昨年、日本、韓国および香港、マカオ、台湾地区から遼寧省を訪れた観光客は100万人を超え、海外からの観光客全体の80%前後を占めた。また遼寧省からこれらの地域への観光客も30万人を超えており、互いに重要な観光目的地、観光客市場になっている。

 「北京週報2006No22より」